そのフィラリア、
心臓に巣食う「そうめん虫」の正体。
〜今すぐ始めたい予防の話〜
「うちの子は室内だから大丈夫」と、思っていませんか?
実は、蚊が媒介する【フィラリア症】が、室内のワンちゃん・ネコちゃんにも静かに迫っています。フィラリア症は、正しく予防すればほぼ100%防げる病気です。だからこそ、今年も早めのスタートが大切です。
なぜフィラリアが恐ろしいのか?
気づいたときには手遅れ…なんてことも
フィラリアは心臓や肺の血管に寄生しても、症状が出るまで数年かかることがあります。「なんとなく元気がない」と気づいたときには、すでに重症化していた、というケースも少なくありません。
心臓の中に「そうめん」が詰まっていく
成虫は体長20〜30cmにも達し、心臓の中に何十匹も住み着くことがあります。血液の流れが少しずつ悪くなり、最終的には心不全やお腹に水が溜まる腹水、突然死につながることも。
ネコちゃんも他人事じゃないんです
フィラリアは「犬の病気」というイメージがありますが、猫も感染します。しかも猫の場合は喘息と間違われやすく、気づかないまま悪化することも。室内猫でも10頭に1頭が感染しているというデータがあります。
フィラリア対策の「新常識」
「うちは室内飼いだから蚊に刺されない」は残念ながら思い込みです。窓の隙間から入ってくる蚊や、散歩中のたった一刺しで感染は起こります。
まず血液検査から始めましょう
もしすでにフィラリアに感染している状態で予防薬を飲むと、体内で虫が急死してショック状態になる危険があります。毎年、お薬を始める前に血液検査でチェックすることが大切です。
お薬はまとめて買うとおトク
錠剤・おやつタイプ・背中に垂らすスポット剤など、種類はさまざまです。フィラリアだけでなくノミ・マダニ・お腹の寄生虫もまとめて防げる「オールインワン型」が今の主流。その子の体重や体質に合わせてご提案します。
予防期間は「蚊がいなくなってから1か月後」まで
5月に投薬をスタートし、蚊がいなくなってからもう1か月、12月まで続けるのが重要です。予防期間について、詳しくはお気軽に当院へお尋ねください。
さいごに
フィラリア予防は、たった月1回のお薬で、大切なワンちゃん・ネコちゃんの心臓を守ることができます。
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